退職代行サービスについて調べると
弁護士法人・一般企業・労働組合運営など
いろいろな事業形態がありますよね。
いろいろな事業ががあるなかで最近勢いをつけてきているのが
「労働組合」が運営する退職代行サービスです。
退職代行SARABAや退職代行ユニオンが有名ですが
これらのホームページを見てみると
「退職失敗なし!!」
「即実対応可能!!」
「確実に退職できます!!」
「違法業者にご注意を!!労働組合が実行する当社なら安心です!!」
といったようなメッセージが目立ちます。
しかも料金が安いのもとっても魅力的です。
でもどうして労働組合が実行する退職代行は
確実に退職できるんでしょうか??
答えはズバリ
労働組合法という法律にあったんです!!
この記事では
どうして労働組合運営の退職代行が勢いがあるのか
違法性がなく安全に安価に利用できるのか
まとめていきたいと思います。
労働組合とは
そもそも労働組合とは
いったいどういった団体なのでしょうか。
労働組合は
「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、
すなわち、労働者が団結して、
賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。
引用:厚生労働省
そもそも日本国憲法では
「労働者が組合を結成する権利」
「労働者が会社と交渉する権利」
「労働者が要求実現のために団体で行動する権利」
の三つが認められています。
[char no=”1″ char=”めんだこ”]これを「労働三権」というよ[/char]
さらにこの「労働三権」を守るために
「労働組合法」というものも法律で定められています。
この「労働組合法」では次のようなことが
禁止されています。
労働組合への加入、活動を理由に労働者の解雇、降格、給与の引き下げ、嫌がらせなどをすること
団体交渉を理由なく拒否すること
労働組合の結成や運営に対して介入したり、経理上の援助をすること
労働者が労働委員会に救済を申し立てたり、労働委員会に関する手続において行った発言や証拠提出を理由に、不利益取扱いをすること。
参考:厚生労働省
[char no=”1″ char=”めんだこ”]つまり労働組合運営の退職代行は
労働組合法の「会社側は労働組合からの団体交渉を理由なく拒否できない」
というところをうまく使っているわけですね。[/char]
労働組合の歴史と目的
[char no=”11″ char=”質問女性”]そもそも労働組合はどうやってできたんでしょう??[/char]
[char no=”1″ char=”めんだこ”]労働組合は18世紀から19世紀にかけて起こった
産業革命とともに浮き彫りになってきた劣悪な労働環境の改善を求める
労働者の運動から出来上がってきました。[/char]
産業革命のころは資本家と労働者が自由に雇用契約を結ぶことができました。
このころの労働契約は契約自由自由の名目上資本が好き勝手結びことができました。
その結果、労働者は長時間労働や、劣悪な環境で労働を強いらるようになり
そのうえ不況になれば簡単に解雇されるような状態でした。
このように労働環境の問題が深刻化してくると
労働者たちは社会に不満をぶつけるようになり労働運動が広がってきました。
これが労働組合の始まりです。
さらに近代化が進み普通選挙制度が普及するようになると
社会も労働者の意見を無視できなくなり
そのうち労働者の意見を反映する形で労働法が作られ
労働組合も法的に守られるようになりました。
[char no=”1″ char=”めんだこ”]労働組合は労働者たちが自分たちの労働環境を改善するために
労働者たちが徒党を組んで出来上がっていったんですね。[/char]
退職代行で時々目にするユニオンって何??
退職代行について調べていると
「退職代行ユニオン」や
「あおぞら退職代行(あおぞらユニオン)」
など「ユニオン」という文字を見かけます。
[char no=”11″ char=”質問女性”]「ユニオン」っていったい何なんでしょう??[/char]
[char no=”1″ char=”めんだこ”]労働組合にもいくつか種類があり
属している会社に関係なく誰でも加入できる
労働組合のことを合同労組(ユニオン)
と言います。[/char]
労働組合は会社ごとに構成される組合が多いのですが
合同労組は会社の枠を超えて誰でも加入できます。
これが一般にユニオンと言われています。
ユニオンは一人でも加入でき、各地に存在します。
合同労組(ユニオン)は正社員だけでなく
アルバイトやパートの人でも加入できます。
労働組合と退職代行
合同労組(ユニオン)で退職できる仕組み
[char no=”11″ char=”質問女性”]労働組合が運営している退職代行で
退職できる仕組みって結局どうなっているんでしょうか??[/char]
[char no=”1″ char=”めんだこ”]依頼者は誰でも加入できる合同労組(ユニオン)
に加入して団体交渉権を使って会社に退職を交渉する
という流れになっています。[/char]
労働組合が運営している退職代行では
依頼者は労働組合に加入してもらいます。
退職後は簡単に脱退できるので安心です。
退職したらすぐに組合を抜けられますか?
はい、退職が完了すればすぐに脱退することができます。
引用:退職代行SARABA
会社は労働組合からの要望には応えないといけない
前述したとおり会社は労働組合からの団体交渉があった場合
理由なく拒否することができません。
なので退職成功率はほぼ100%なのです。
労働組合が運営している退職代行サービスを調べてみると
退職に失敗したという事例がほぼありません。
◇退職代行SARABA
退職成功率ほぼ100%!!
対応実績2000件以上!!(20199年9月時点)
◇退職代行ガーディアン
本当に退職できますか?
はい。辞められます。今まで数々のご相談に対応させていただきましたが、
退職できなかったことは一件もありませんのでご安心ください。
こちらも労働組合運営の退職代行サービスです。
退職代行サービスの中でもニューフェースです!!
まとめ
・労働組合は労働環境改善を目指して労働者で結成された
・労働組合には属している会社に関係なく誰でも加入できる合同労組(ユニオン)が存在する
・合同労組(ユニオン)が運営している退職代行は労働組合法で団体交渉認められている
・会社は労働組合からの団体交渉を理由なく拒否できない
・団体交渉権を使って会社と退職の交渉ができる
・法律によて守られているのでほぼ確実に退職できる
・退職後に労働組合は脱退できるので安心
最近は退職代行の知名度が上がってきて
会社側も退職代行の対策をするようになってきました。
確実に退職を成功させるためにも
法的効力もある労働組合運営の退職代行を使ってみましょう!!