携帯ショップ店員めんだこのブログ
~携帯ショップ店員が書くキャリアブログ~

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携帯ショップ

【携帯ショップの闇】携帯ショップの販売ノルマの実情とは?

こんにちは。めんだこです。

携帯ショップで働きながら副業でWEBライターとブログをやっております。

携帯ショップで働いている人ならおわかりかと思いますが…

この業界にいる限り販売ノルマが一生ついて回ります(笑)

わたしも10年近くこの業界にいるので販売目標のエグさとは身にしみてわかっています。

過去には使いもしない回線を個人保有回線上限ギリギリまで何ヶ月も持っていたこともあります。

もちろん費用は自分持ち(泣)

今でこそSNSの普及もあって、キャリアも無理販を強要しなくなりましたが…

あくまで表向きです(笑)

実際今も、お店の実績がピンチのときにいつでも新規回線投入できるように楽天eSIM回線を常に保有しております。

まぁ、ショップ店員あるあるですよね~(笑)

今回は、これから携帯業界に入ろうと思っている人や、

すでに携帯ショップで働いていて、将来のキャリアに不安を感じている人向けに

携帯ショップの闇やノルマの実情、将来性について書きたいと思います。

画像:Freepik

【携帯ショップの闇とノルマの実情①】携帯ショップはほとんどが代理店運営

そもそも携帯ショップはほとんどが代理店っていうキャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天の会社そのもののこと)とは別の会社が運営しています。

代理店ってなんですか?

って人もいると思うので、簡単に説明すると…

代理店とは、キャリアから販売実績に応じた支援金をもらって運営している会社のことです。

携帯電話が普及し始めた1990年代に、キャリアが

自分たちの代わりに携帯電話売ってくれる会社にお金を出すよ~

って言い出したことで業界に将来性を感じた、た~くさんの会社が参入してきて

今の携帯電話販売代理店制度っていうのができあがったワケです。

身近なもので例えると、コンビニとかのフランチャイズ制をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

ちなみに現在の業界は、携帯の人口普及率が100%を上回っているっていう背景から

純粋にスマホの販売を伸ばすっていうよりも、キャリアや代理店同士の顧客の奪い合いで売上を伸ばすしかないって状況です…(泣)

代理店の中には携帯業界黎明期に、キャリアに出資している会社もあって、

こういうところは現在の業界内でも販売力も資金力もかなりのチーターです。

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【携帯ショップの闇とノルマの実情②】キャリアによる代理店選別が進む

コチラは2021年度と2022年度のキャリアの個人向け通信事業の営業利益をまとめたものです。

キャリアが携帯ショップなどを通して一般ユーザー向けに提供している通信サービス事業の営業利益の比較です。

ご覧の通り、大手3社ともに、前年より利益が下がっています…(汗)

要因は、やはり携帯の人口普及率が100%を超えていることと、

ユーザーがahamo、povo、LINEMOなどの低料金プランに移行したことによる収益減少

他社からのユーザー獲得のために販売経費がかさんでいることなどがあります…。

販売経費の中には代理店へ支払っている奨励金って言われるのもの入ってます。

キャリアとしては少しでも赤字を削減するために、売れない代理店にはお金を出したくないと思っています。

ので、今後は代理店の生き残りをかけ業界競争がますます激化すると予想しいます…。

そして、販売力のある代理店とそうでない代理店の二極化が進んでいくんじゃないかなーと思っています…。

もともと資金力のある代理店はお金に物を言わせて自社で販売経費をまかなうこともできますが、

そうでない代理店は最終的に他の代理店に吸収合併されるか、携帯業界から撤退することを余儀なくされそうです…。

あなたの代理店は大丈夫でしょうか…?(汗)

もしあなたが働いている代理店がヤバそうなら、別の代理店への転職か、キャリアチェンジを考えたほうがいいかもしれませんよ。

【実話】脱・携帯ショップ店員と転職成功できた人の秘訣とは?携帯ショップ店員のみなさん…。本当に今日もお疲れ様です…。 毎日新規の実績に追われている携帯ショップ店員のめんだこといいます。 ...

参考:2022年度第二四半期決算について(ドコモ)
参考:第39期第2四半期報告書(KDDI)
参考:第37期第2四半期報告書(ソフトバンク)

【携帯ショップの闇とノルマの実情③】永遠に続くMNP争奪戦

これだけスマホが市場に出回ってるのに、相変わらず上は

新規契約獲れー!!
新規契約獲れー!!

ってうるさくないですか?(笑)

そもそも代理店に支払われるお金が、新規契約が一定数あがっていないと

ビタ一文払わないっていう仕組みになってること自体が問題なんですけどね…(笑)

キャリアも株主からお金を出してもらうために

純増してまーす!!

ってアピールするのに必死なんだと思います…(切実)

この市場環境で新規契約を獲るってなったら他社からユーザーを獲得する

いわゆるMNP獲得しかありません…(笑)

まぁ、わたしはなんだか腹がたつのでMNP転入者には

割引期間終わったら他社へ転出しちゃったほうが安くすみますよーーー

って言ってますケドね(笑)

MNP獲得も店舗活動だけじゃ目標台数達成できないので

今ではどの代理店でも毎週のように商業施設で外部販売イベントをやったりしています。

このMNP争奪戦、この業界にいる限り一生続きます…。

月が変わればまた0からカウントです…。

ほんと…うんざりしちゃいますよね(笑)

 

携帯ショップの販売ノルマに疲れた人へ

 

と、ここまで携帯業界のネガキャンしかしてません(笑)

でもこれが業界のリアルなんですから仕方ありません…。

純粋に

接客が好き
家電やスマホが好き
給料高そうだからなんとなく

みたいな理由で入ってきたら、イメージとのギャップにやられて精神やられるかすぐ辞めることになります。

そういう人を産みださないためにもこういう情報は必要だと思ってます(真面目)

これから携帯ショップで働こうと思ってたのになんだかやる気が無くなってきた…(泣)

なんて声が聞こえてきそうなので…

ここからはこれから携帯業界で働こうと思っている人向けに

携帯ショップで働くと身につくことを伝えたいと思います。

携帯ショップで働くと身につくこと

携帯ショップで働くことは悪いことばかりじゃありません。

特にわたしは、この業界で鍛え上げられた鉄のメンタルにかなりの自信があります(笑)

上司にバチクソに詰められても、とんでもない糞クレーマーにあたっても

ご飯食べて寝たら次の日にはもう忘れてます(笑)

他にも携帯ショップで働いてて身についたことがあります。

携帯ショップで働いて身についたこと
  • 何にも屈しない鉄メンタル
  • どんな商品でも売れる販売スキル
  • ITに強くなった
  • 人間関係を円滑に回せるコミュ力
  • マーケティング、マネジメント力も身につく

これらのスキルは他の仕事でも必ず役に立ちます。

特に販売、マーケティング、マネジメントスキルは他の業界に転職することになっても応用できます。

さらに、携帯ショップで店長以上の役職を経験したことがある人で、店舗やエリアでそれなりの実績を出せる人であれば

どこの業界に行っても通用するんじゃないかと思っています。

 

これからの携帯ショップと将来性

長く携帯業界にいる人の中には業界の将来性に不安を感じてる人もいるでしょう。

あるいは終わりのみえない実績マラソンレースに疲れて、

自分は一体 いつまでこの業界に居るんだろう…

と自分のキャリアに不安を感じている人もいるかもしれません。

わたしもそう思っているうちの一人です(笑)

わたしの個人的な見解ですが…

これからの携帯ショップは管理顧客数と資金力、販売力のある代理店だけが残るのでは思っています。

先述したようにキャリアは個人向け通信サービスの利益は落ちていますし、

これから先、販売力のない代理店にお金を出すとは思えません。

販売力のない代理店は、運営資金を確保できず、携帯業界から撤退するか

資金力のある代理店に吸収合併されるかの2択になるでしょう…。

さらにスマホの購入もオンライン化が進み、店舗の需要も今までより少なくなっています。

事実、携帯ショップの数は3年で350店も閉店しています。

引用:ケータイwatch

いずれにしてもこのまま先もずっと携帯業界にいるのは微妙だと思っていますし

何より、永遠に新規だの何だの実績を出し続けるのはしんどいです…(笑)

それに、これから携帯ショップを利用するメインユーザーは

高齢者やスマホに苦手意識を感じている

いわゆるITリテラシーの低い層となりそうです。。。

こういったユーザー層は

使い方のサポートや、データ移行など店舗でのアフターサービスを重視しています…。

つまり、スマホの買い替えや新しいサービスの提案をしても

わからないからいらない…。
自分には使えないからいらない…。

こうなるわけです…。

すでにITリテラシーの高いユーザーたちは

オンラインでスマホを購入したり、手続きをするほうがはるかにコスパが良いことを知っていますし

手続きにおける問題を自分で解決できる知識もあります。

今後、オンライン販売がますます普及するようになれば

それこそリアルショップの存在意義は

高齢者の操作案内所くらいになるでしょうね…。

携帯業界から抜け出すためのたったひとつのスキル

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