接客業で働いている人いますか??
接客業は底辺といわれているようですが本当にそうなのでしょうか??
低賃金や長時間労働など、働き方改革に逆行するような職場もしばしば存在する接客業
どうして底辺といわれてしまうのでしょうか??
結論、接客業は大変な仕事ではあるが底辺ではないと筆者は考えます。
その理由を接客業が底辺といわれる背景と、筆者の個人的な意見もまじえて
書いていきたいと思います。
接客業に携わっている人
接客業に携わっている人で仕事に自信が持てない人
自分の働き方に疑問を感じている人
接客業が底辺職といわれる理由まとめ
ネット上では「接客業は底辺のする仕事なのか??」という質問を時々目にしますが、
どうしてそういわれてしまうのでしょうか??
ここでは接客業が底辺といわれる背景を考えてみたいと思います。
拘束時間が長いのに給料が低い
接客業が底辺職といわれる理由の一つに、
「給料が低い」
という労働環境があると思います。
実際、接客業の平均年収は300~400万円といわれています
令和元年における、平成30年の日本の平均年収は432万円といわれているので
比較すると年収は低いといえるでしょう。
参考:国税庁|平成30年民間給与実態統計調査結果について
【接客業(小売)の平均年収】
小売/外食(全体) | 男性 | 女性 |
---|---|---|
353万円 | 390万円 | 309万円 |
職種 | 平均年収(全体) | 平均年収(男女別) |
---|---|---|
自動車ディーラー | 414万円 | 男性:447万円 女性:328万円 |
コンビニエンスストア | 407万円 | 男性:434万円 女性:331万円 |
通信販売 | 380万円 | 男性:417万円 女性:347万円 |
食品スーパー/ストア | 362万円 | 男性:395万円 女性:310万円 |
ドラッグストア/調剤薬局 | 355万円 | 男性:397万円 女性:312万円 |
合わせて、接客業の現場はしばしば人手不足に悩ませれています。
それに付随して一人当たりの作業負担も増えますし、開店閉店作業、残業などを鑑みると拘束時間も長くなりがちです。
筆者は携帯ショップの販売をやっておりますが、拘束時間は毎日最低でも10時間はあります。
これでもだいぶ改善されたほうですねww
以前は拘束時間12時間なんて普通でしたからww
仕事がある日は、本当に家に寝に帰るだけ、という生活が当たり前でした…。
メンタルを病みがち
接客業はお客様対応とあわせて、販売ノルマも付きまといます…。
アパレルなら不動在庫を出さないための販売ノルマ、自動車販売も、家電販売も、飲食業も…
すべての接客業にお店を維持するための「販売ノルマ」がずっとついて回ります。
そりゃあ利益を出さないとお店を存続できないし、給料も出せないので当たり前なのですがww
接客業に携わる人は、しばしばこの「販売ノルマ」に悩まされます。
筆者は現役で携帯ショップに勤務していますが、店舗の販売ノルマはもちろん個人の販売ノルマも設定されています。
この「個人の販売ノルマ」を毎回達成できずに悩んでいるスタッフや、なかなか成果が出ず、辞めてしまう人や
管理職の人でも自分の預かる部署の営業ノルマが達成できずにうつ病になってしまう人を
何人も見てきました。
会社や店舗のためにただ実績だけ求められる職場もあるので、
そういった背景も接客業が底辺といわれるゆえんなのかもしれません。
カスハラを真っ先に受ける
これは言わずもがなですが…。
接客業が底辺職言われる理由のひとつに、カスタマーハラスメント、いわゆるカスハラの、被害者に真っ先にあってしまう、というのも挙げられると思います。
店頭接客では当然いろんなお客様の相手をしなくてならないので、接客絶対にの仕事を通して、絶対に1回はモンスタークレーマーといわれる人たちにあたってしまいますww
このモンスタークレーマーの対応は、経験知が豊富なベテランでないと対応に骨が折れます…。
筆者の携帯ショップには、ほぼ毎日といっていいほど(笑)変わった、個性豊かなお客様がそれはそれはいらっしゃいますww
携帯ショップだけでなくても、コンビニやスーパーのレジで大声で怒鳴り散らしている人をたまに見かけますが、ああいう常識はずれな人間の対応もしなくてはならないので
世間からは憐みの意味も込めて、「接客業は底辺職」といわれているのでしょう。
特別なスキルが身につかない
自分の販売する商品やサービスの知識は当然知っておかなくてはいけませんが
総じて接客業は特別なスキルが身につきません…。
しいて言えば、販売、営業能力は身につきますがそれはどこの会社でも使えるものなので
汎用性は高いですが、専門性は身につきません…。
よく言えば接客業ならどの業界でも活かせる技術ですが
仮に次に転職を考えたとしても似たような業種を選ぶことになるでしょう…。
不景気のあおりを受けやすい
2020年のコロナショックを受けて、多くの飲食店、旅行業が閉業に追いやられました。
接客業はお店にお客様が来てなんぼの商売なので、客足が遠のけば経済損失が大きいです。
店舗数を縮小、閉店するとなったときに真っ先に影響を受けるのは店頭で働く人たちです。
しかも接客業に携わる人たちの中にはアルバイトや派遣といった非正規雇用の人たちも多くいます。
非正規雇用は経営が悪化すると解雇されやすいので、こういった不安定な雇用状況も
底辺といわれる理由なのではと思います。
接客業を底辺と捉えるかは自分次第
これまで接客業が底辺職だといわれる理由を、筆者の個人的な意見を述べてきましたが
結論、接客業を底辺と捉えるかどうかは自分の考え方次第だと思います。
接客業に携わって、実績を積み、その職場で自分の存在意義まで見いだせているような人なら
たとえ世間から
[char no=”2″ char=”上司”]接客業なんて底辺のする仕事だ[/char]
なんて言われてもそこまで気にしないでしょう。
結局、「自分の仕事が底辺かどうか??」気にするというのは今の仕事、働き方に満足していないということなんです。
もしあなたが接客業に携わっていて、こちらの記事を読まれているようでしたら
今の働き方に納得しているのか??
一度よく考えてみましょう。
もしあなたが自分の働きに納得しているようなら
周りがネットで「接客業は底辺だ」といわれていたとしても
全く気にする必要はありません。
今の働き方で本当にいいのか??
筆者は7年携帯ショップで働きてきました。
それまで自分の仕事を底辺職と感じたことはありませんが、ここ1~2年で自分の働き方に疑問を感じるようはなりました。
今の働き方に疑問を感じるようになったらどんな小さなことでもいいので新しいことを始めてみましょう。
毎日同じことの繰り返しで飽きてしまっていた
携帯ショップでの仕事は、業務を覚えるとあとは毎日同じことの繰り返しです。
当時筆者は店舗で営業実績を牽引する役割を担っていたので、毎日店頭で接客に最前線で入って
営業しまくっていました。
成約がもらえた時はモチベーションも上がりますが、それも毎日続くとだんだんありがたみがなくなってきてしまいます。
最初のころは
[char no=”6″ char=”お客1″]めんだこさんに任せておけば実績は間違いない[/char]
と期待され、筆者もそれに応えようと努力していましたが、だんだん周りの期待がプレッシャーに感じるようになってしまいました。
自分の働き方に疑問を感じるようになった
筆者が周りの期待をプレッシャーと感じるようになっても、店舗の営業目標は減りませんww
モチベが下がっても同じようにお客様対応と商材の営業をし続けました。
ただ、だんだん仕事がめちゃくちゃつまらなくなり
そのうち、自分のことを実績を出すためだけの機械のように感じるようになってしまったんです。
こうなると仕事なんて面白くもクソもありませんww
あんなにやりがいを感じていた仕事が嫌で嫌で仕方なくなってしまったんです。
新しいことに挑戦
[char no=”1″ char=”めんだこ”]こんな仕事を一生続けていくのは嫌だ!![/char]
と筆者はマジで退職を考えました(笑)
できればもう携帯ショップは二度とごめんだ!!
くらいにマジで病みました(笑)
でもいきなり会社辞めたら収入なくなって死にます…(笑)
そこで筆者は休みの時間をライティングの勉強に充てることにしました。
ライティングの知識をつけて、ライターの案件を受注できるようになり
自分で収入を得られるようになったら会社を辞めようという目標をもって取り組み始めました。
すぐに会社を辞めるのは無理ですが、
[char no=”1″ char=”めんだこ”]自分は嫌な仕事を辞めるために努力している!![/char]
と思えたらだいぶ気持ちが楽になったんです。
嫌な仕事へも、なんとか出勤できてますww
気持ちの余裕って人間すごく大切なんですね…。
成長を感じられないなら辞めたほうがいい
接客業を底辺と捉えるかどうかは自分次第ですが、今の仕事に疑問を感じたり、自分の成長を感じられなくなってしまったら、そこから先、仕事でキャリアを積んでいくのは難しいと思います。
なにせ、仕事の成果を出すのにめちゃくちゃ重要なモチベーションがないんですからww
それだったら、少し先の未来を見据えて、副業を始めたり、転職を考えてみたりと
会社を辞める選択肢をとったほうが、1度きりの人生、生産的だと思うんですよね。
転職を考える
今の働き方に疑問を感じているようなら転職も視野に入れてみましょう。自分では気づかなかったスキルや才能があるかもしれません。
まとめ
・接客業は平均年収よりも年収が低い
・接客業は拘束時間が長い
・販売ノルマなどで精神を病む人が多い
・モンスターカスタマーの被害を受ける
・不景気のあおりを受けやすい
これらが接客業が底辺といわれる主な理由かと思います。
でも、あなたが携わっている接客業が底辺と捉えるかどうか
あなた次第です。
もしあなたが今の仕事にやりがいや、貢献できてると感じているなら
底辺といわれようが全く気にする必要はありません。
それよりも、今の働き方に疑問を感じているようなら
遅かれ早かれ辞める方向で動いたほうがあなたの人生きっと豊かになります。