あなたの会社にもいませんか??
口を開けば
「こんな会社いつかやめてやる!!」
「あの上司はあーだこーだ…あの後輩はあーだこーだ…」
といいつつ長ーーーーーーーく働いている社畜さん。会社を辞めたい辞めたいといいつつなぜやめないのでしょうか??
かくいう私も会社をやめたいと思いつつもやめられないでいますが(笑)
この人たちにはある共通点があります。
もしかしたらあなたもそうかもしれません。
それは
「自分にはほかに働くところがないから生活のために働くしかない」
というあきらめに近い感情があるからなのです。
こんにちは。めんだこと申します。
私は携帯販売員をしながら副業でWEBライターをしています。
3年以内に退職することを目標に活動しています。
https://mendakonoheya.com/shelikes-ayashi-shukyo
この記事ではやめたいといっている社畜ほど会社をなぜやめないのかについてと、思考停止して働き続けることのヤバさについて解説します。
最後まで読んでいただければ、どうすればいいのかという対策についても触れています。
ぜひ最後までお付き合いください。
社畜は会社をなぜやめないのか??【やめるやめる詐欺】
学校教育の影響
私たちは子供のころから学校で
集団の意見に賛同すること
周囲に合わせること
を教えられてきました。
組織の方向性から反れた意見を言うと、
「変わったやつ…」
「面倒なやつ…」
と変人扱いされてしまいます。
こういう教育を受けた日本人が社会に出てから会社の方向性に従って働くようになるのは必然といえるかもしれません。
実際、社内で穏便に生き残れるのも会社の意向に沿って素直に働く人材ですしね。
「会社の意向に沿って働くのが当たり前なんだ。みんなそうしている。」
と自分を納得させて働いてる人がいたら、あなたは立派な社畜です…。
というか、これは少し前の私ですww
入社するまでに要した苦労
就職するまでには、企業説明会に行って、エントリーシートを提出して、一次試験、二次試験、面接…
を採用通知が来るまで繰り返して…。
なんて、今の会社に入るまでもそれなりの苦労があったはずです。
社畜が会社を辞めない理由の一つに
会社に入るまでに面倒なプロセスを経ているので辞めにくいという心理が働いてしまうのです。
自分だけ逃げるなんて…という良心の呵責
過酷な労働環境や理不尽な上司の下で一緒に働いた同僚がいれば、その相手を差し置いて自分だけ逃げるということはなんだか苦楽を共にしてきた仲間を裏切るような気もしてしまいます。
「仕事がつらいのは仲間も同じ」
「怖い上司に怒られても仲間がいたから頑張れてこれた」
「それなのにそんな仲間を差し置いて自分だけ楽になるのはずるいんじゃないか…。」
こんな風に思ってしまうかもしれません。
特に小さいころから集団主義的な考え方を普通とされてきた私たちにとって個人の感情を優先することはなんだか悪いことのように思えてしまうもかもしれませんね。
転職後のリスク
社畜が会社を辞められない理由の一つに「良い転職先が見つからないかもしれない」という不安もあると思います。
多くの人は今までと違うことをしようと考えた時に、どうしても「リスク」のことを考えてしまいます。
転職のことについていうなら
「今より給料が下がるかもしれない」
「転職先でも嫌な人がいたらどうしよう…」
「転職先もブラック企業かもしれない」
こんな風に考えていませんか。
そして、
「転職して今より悪い環境になるならまだ慣れた環境で働いていたほうがましだ」
と考えてしまうんですね。
そして辞めたいと思いつつも働き続けてしまうんですね。
どうですか??
図星じゃないですか??
実を言うと、これ、私もそうだからです(笑)
それに、私たち人間の脳はそもそも変化を嫌うようにできています。
これは私たちがまだ狩猟をして生活していた大昔のころに備わった機能です。
人間はマンモスのように大きな体でもなければサーベルタイガーのような強力な牙も持っていませんでした。無防備に外をうろついたりすれば襲われて食べられてしまうのです。
当時の人間は自分たちを襲う肉食動物から身を守るために集団で洞窟の中などで暮らしていました。
新しい居住地を探して荒野に出るのは命に係わる問題だったんですね。
そうして生き残ってきた人間の子孫が私たちなのですから、必然的に「生存のために現状を維持する」という遺伝子を受け継いでいるんです。
文句を言っても会社に属していれば給料はもらえるから
リスクを恐れて会社を辞めないでいても不満は溜まります。
ついでに言えば文句を言ってもとりあえず出勤して会社に属していれば給料はもらえるし、ひとまず生活は出来ます。
こんな風にほとんどの人は、嫌だけど…!!現状を受け入れて割り切って生活のためのお金を得るためだけに働く、という選択になります。
そうやってどんどん会社に依存して、会社を辞めたら生きていけなくなってしまう文字通りの「社畜」になってしまいます。
やめたくてもやめられない現実
社畜の言葉の元になってる家畜っていうのは人間が世話をしなければ、死んでしまいます。
完全に家畜化された動物っていうのは野生では生きていけないんですね。
社畜もまた然りです。
一つの会社にだけ依存していっては時間がたてばたつほどどんどん退職はしにくくなります。
最終的には転職もできない年齢になって本当に今の会社でしか働けなくなってしまうんです。
こんな会社は嫌だ!!
でも自分のは特に才能もないし自分で稼ぐ力もないから今の会社で働くしかない…
こういって会社のうっぷんをまき散らして一瞬だけスッキリしてまた仕事に戻って…の繰り返し。多くの人が思考停止しているんです。
真剣に将来を考えるとき!!
ではこのままあきらめてお金をもらうため、生活のため、と割り切って働き続けたらどうなってしまうんでしょうか。
最終的にはその会社に依存して人生を生きることになります。
でもそれは今の時代とっても危ないことだと私は思っています。
終身雇用は崩壊している
数年前のトヨタの「終身雇用を維持するのはむずかしくなってきた」という発言を機に「終身雇用は崩壊した」といわれるようになってきてしまいました。
実際に、大手企業の「定年延長(60歳を超えても働き続ける)」と「早期退職者募集」も増えています。
今働いている会社で定年までずっと働き続ける保証がなくなってしまったんです。
そもそも終身雇用という制度は、日本の高度経済成長期に完成した制度で、今後も日本経済は成長していくだろうという前提のうえで出来上がったものなのです。
しかしその後の日本はバブル崩壊を迎え、「失われた30年」といわれる経済低迷期にはいってしまいました。
さらに終身雇用制度は年功序列で給与が上がっていく仕組みなので勤務歴が長い社員が多くいればそれだけ人件費もかかります。
少子化が進んでいない時代でしたら人件費のかからない若い社員が沢山いたので仕組みを維持できましたが、超高齢化社会となった今では若い労働者が高齢の労働者を支えるだけの生産性を維持できなくなってきてしまいました。
こういった背景から企業は社員の生活の保障を維持できなくなってきてしまっているのです。
日本の経済動向を表す重要な指標の一つに「国内総生産(GDP)」というものがありますが、これバブル崩壊後、ずっと横ばいであることが分かります。
業績が悪化したら整理解雇の対象になりえる
2020年は誰も予想しなかった新型コロナの影響で経済ダメージを人も多くいるでしょう。
私の周りにも新型コロナの経済被害に遭った人がいます。
彼女は2019年の秋ごろにあこがれだったアパレル関係に中途で入社しましたが、コロナショックで会社の業績が急激に悪化してしまいました。
彼女が入社した会社は呉服関係を取り扱っていて、成人式シーズンでの売り上げがかなり重要な収益となっていたようでした。
特に今年は成人式のキャンセルの影響が大きく、会社の収益は今までにないくらい大ダメージを受けてしまったのです。
会社は彼女を
「即戦力にならないのと今の会社の状況で育てることができない」
として、整理解雇されてしまったのです。
整理解雇をするためには「人員整理をしなければならない経営上の理由があること」「解雇を回避するための努力を最大限していること」「解雇選定者の理由が合理的であること」「解雇手続きが妥当であること」などいくつか条件があります。
整理解雇ができる条件
人員整理をしなければならない経営上の理由 | 経営不振を打開するためにやむを得ないなど |
---|---|
解雇回避のための努力義務の履行 | 希望退職者の募集、役員報酬の削減、関連会社への出向、配置転換、一時帰休など |
解雇理由の合理性 | 解雇者の人選基準が判定者の主観に左右されていない 合理的な理由であること |
解雇手続きの妥当性 | 解雇者や労働者の代表などとよく議論し 整理解雇について納得を得る努力をしていること |
このうち二つ目「解雇回避のための努力義務の履行」については地方の中小企業では出向先の関連会社がない、一時帰休させるだけの体力が会社にないなどの理由でやむなく整理解雇を選択せざるをない状況も多々あります。
実際、彼女の就職したアパレル会社もこういった体力がなかったのかもしれません。
彼女の場合は入社して間もない、というパターンでしたが勤務歴が長くても惰性で働いている生産性のない社畜は経営不振になったときに整理解雇の対象になることは往々にしてあり得るでしょう。
職を失ったとしても結局は自己責任
理不尽かと思いますが、万が一解雇されてしまったとしてもその後どうしていくかは自分次第なのです。
今の日本の雇用形態は労働者が非常に守られている仕組みになっていますが、終身雇用の崩壊と今回のコロナショックで今後変わっていくかもしれません。
KDDIや日立、資生堂などの大企業ではすでに「メンバーシップ型雇用」から「ジョブ型雇用」に切り替えるところも出てきています。
Adeccoの「ジョブ型雇用の認知度・導入状況に関するインターネット調査」(2020年9月)によると
調査を行った企業のう約4割がジョブ型雇用を「すでに導入している・導入に向けて検討している」という結果が出ています。
引用:Adecco|【アンケート結果】ジョブ型雇用の導入状況・メリット・デメリットなど
メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用の違い
メンバーシップ型雇用 | 職種を限定せずに「総合職」として採用し 仕事内容をローテーションさせて長く会社を支える人材を育てていく方針 |
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ジョブ型雇用 | 学歴や年齢ではなく 人材の能力やスキルを基準に「専門職」を採用 会社としては即戦力となり優秀な人材確保にもつながるというメリットがある |
企業としては「ジョブ型雇用」に切り替えることで即戦力の確保、万が一欠員が出ても補充が利く、生産性の向上につながる、などさまざまなメリットがあります。
年功序列で賃金が上がっていく「メンバーシップ型雇用」はもう時代にそぐわなくなってきているのかもしれません。
これからの時代は自分で自分を守っていかないと会社はあなたの人生の責任は取ってくれません。
会社に依存しないためにも、自分からいろいろなことをどんどん勉強していかないといけないのです。
【脱・社畜】すぐには無理でも今からでも準備すべき
万が一の解雇に備えて、あるいは仕事がつまらないのに惰性で働いているなら次のステップに備えて副業を始めてみましょう。
最初は稼ぐことが目的でなくてもいいかもしれません。むしろ自分のスキルアップや成長を目的にしたほうが転職や独立するといった選択肢が見えてくるでしょう。
「辞めたいのに辞められないから仕方なく仕事を続ける…」
って思いながら毎日仕事にいくより
「副業を極めたら転職や独立につながるかもしれない」
って思って毎日過ごしたほうが少しワクワクしませんか??
じゃあ何を始めたらいいのか??
私も携帯ショップで消耗する日々にうんざりしていたので「Webライター」を始めました。
どうしてWebライターを選んだのかというと、自分にもできそうだったし副業として始めるにはとってもハードルが低かったからです。仕事から帰ってきた後や休みの日に自分のペースで作業できるのがとても魅力的だったんです。
「Webライター」はランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトに登録すれば誰でも簡単に始められます!!
最初こそ収入はほとんどありませんでしたが今では月収1万円まで稼ぐことができるようになりました。今後はもっとコミットして収入を伸ばし3年以内には今の会社を退職することを目標に頑張っています(笑)
こちらにWebライターで稼げるようになるまでの工程もまとめましたので是非見てみてください。
最後までお読みいただいてありがとうございました!!